ロト6とキャリーオーバー制について
ロト6のCMなどで良く聞く、このフレーズ。
「ロト6はキャリーオーバー制を利用しています。
だから毎週誰かが、億万長者のチャンス♪」
このキャリーオーバーって何だろう?
キャリーオーバーとは、元々英語で
「繰越し」や「持越し(品)」といった意味がある。
ロト6におけるキャリーオーバーとは、当せん金を目的として定期的に行われるくじにおいて、
次回に当せん金を持ち越す(繰り越す)ことなのである。
ではどうしてそんな制度を採用したのか?
一般的にはくじは、必ず当たりがあり、またくじの当たり方によって、
当せん金の総額に大きく差が出ないように作られています。
ロト6の様な特定の数字の組み合わせを当てるタイプのくじ
では、くじの性格上当たりが少なかったり、または1本も
無かったりする可能性も有り得ますね。
ロト6の当選がもしそうなったら、当せん準備金は当然余る。
キャリーオーバーとは、ロト6の当せん準備金の余りを、
次回の当せん準備金に積み立てる(または繰り越す)制度なのだ。
キャリーオーバー制では、当たりくじがなかった、
または少なかった次の回のくじでは、同じ当せん率のくじでも、前回よりも当せん金が上がるため、
当せん率の期待値が同じでも、当せん金の期待値が上がる・・・という現象が起きるのです。
但し、あんまりキャリーオーバーが重なると当選金額が
エライ事になるので、日本ではある一定の制限をかけている様子。
因みに外国の数字選択式の宝くじでは
何とキャリーオーバーの上限はありません!
その為キャリーオーバーが積み重なった結果、日本円で数十億円から数百億円の当選が、
時たま起きるそうだ。
